によるユーロニュースとAP通信、AFP通信
公開日
この記事をシェアする
消防士は水曜朝に火災を消すことに成功したが、運転手は現場で死亡した。
ルーマニアのロシア大使館の門に車を突っ込んだ男性が火災で死亡した。
ブカレストの警察によると、車は水曜日の午前6時頃に大使館の門に衝突した際、可燃性物質の容器を積んでいたという。
余波のビデオには、警備員が現場を駆け抜ける中、車が炎に包まれる様子が映っていた。セダンは大使館敷地内には進入しなかった。
警察によると、消防が火を消し止めたが、運転手はその場で死亡した。
ボグダン・ステイク検察官によると、この事故は捜査中であり、解剖が行われる予定だという。考えられる動機や運転手の詳細については現時点で情報は得られていない。
この事件は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がルーマニア議会でブチャの町での民間人殺害を「戦争犯罪」と認定し、欧州の対ロシア制裁強化を求めた数日後に起きた。
事件後の声明でロシア大使館は運転手の家族に哀悼の意を表し、この事件で職員に負傷者はいなかったと付け加えた。
声明には、キエフ近郊のブチャで起きた民間人殺害疑惑について触れ、「ブチャ市での段階的挑発行為に関連した反ロシアヒステリーの爆発の影響下で彼がこの行為を行ったことは疑いの余地がない」と書かれている。ウクライナはこれを「大量虐殺」と呼んでいる。ロシアはこの非難を「段階的な挑発」として却下した。
駐ルーマニアのロシア大使、ワレリー・クズミン氏は国営テレビに対し、ブカレストの大使館が電子メールによる脅迫を「繰り返し」受けていると語った。
2月24日にロシアがウクライナに侵攻して以来、ルーマニアの首都にあるロシア大使館の外には抗議活動参加者が集まっている。