デンマーク、ノルウェーからポーランドまでのバルト海ガスパイプラインの建設を再開

によるAFPユーロニュース

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バルティック・パイプ・プロジェクトの当初の許可は、環境上の懸念を理由に昨年拒否された。

デンマークは、ワルシャワのロシアガスへの依存を減らすため、ノルウェーとポーランド間の新しいパイプラインの建設を承認した。

「バルト海パイプ」プロジェクトは、ポーランドがバルト海を通じてノルウェー産ガスの供給を受け取れるようにすることを目的としている。このパイプラインの年間天然ガス輸送能力は100億立方メートルと見込まれている。

デンマークのエネルギーインフラ管理会社エナジーネットは火曜日、新たな環境許可が付与され、建設が再開できることを確認した。

海底ガスパイプラインの当初の許可は昨年、環境への懸念を理由に当局によって拒否された。

「エナジーネットは、2021年5月から中断していた東ユトランド半島と西フュンのプロジェクトの一部で建設工事を開始できる」とエナジーネットは発表した。声明

デンマークの全長210キロメートルのパイプラインが保護動物種に与える影響について懸念が生じていた。

「私たちはバルト海パイプの建設に関連して、自然と野生生物を考慮することに非常に忙しいです」とプロジェクトの主任マネージャー、セーレン・ジュール・ラーセン氏は述べた。

「特に、私たちが通過する地域の保護動物種を考慮するための考慮事項を徹底的に説明した環境許可を取得できたことをうれしく思います。」

エナジーネットは、パイプラインは10月から部分的に稼働し、2023年1月1日までに完全に稼働すると予想している。

EUはバルト海パイププロジェクトに2億1,500万ユーロの資金を提供しており、これによりポーランドはデンマーク市場にガスを供給できるようになる。

ポーランドは2019年、ガス消費量の3分の2をカバーするロシア大手ガスプロムとの契約を2022年以降延長しないと発表していた。

先週、ロシアによるウクライナ侵攻のさなか、ドイツ、物議を醸しているノルドストリーム2パイプラインを一時停止、バルト海を経由してその領土をロシアと結びます。

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