によるユーロニュースとAP通信、AFP通信
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同容疑者は、欧州のロケットに関する情報をロシア情報機関に提供した疑いが持たれている。
ドイツの検察当局は、モスクワのために同国の宇宙技術をスパイした疑いでロシアの科学者を起訴した。
容疑者はイルヌール N. とのみ特定された。昨年6月18日にスパイ容疑で逮捕。
検察によると、この男はバイエルン州の大学で科学技術教授の研究助手として働いていたという。
彼は「遅くとも2019年秋までに」ロシアのSVR対外諜報機関から連絡を受け、彼らのためにスパイすることに同意したとされている。
検察当局によると、諜報機関は宇宙打ち上げに使用される欧州のアリアンロケットの開発に特に関心を持っていたという。
イルヌールNは、ドイツを拠点とするSVR当局者と定期的に会い、空域研究製品やアリアンロケットのさまざまな開発段階に関する情報を伝えたとして告発されている。検察側は、研究助手が情報を伝えたことで総額2,500ユーロを受け取ったとしている。
ロシア人容疑者は容疑を否認している。
ウクライナ近郊での軍隊の移動を巡る緊張が高まる中、今回の容疑でベルリンとモスクワの関係がさらに悪化する可能性がある。
ドイツのアンナレーナ・バーボック外相は、ロシアは「重大な結果」に直面するだろうと警告したそしてウクライナに侵攻した場合には制裁を科す。