によるユーロニュースとAFP
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プラハの軍事大学病院は、チェコ大統領がリハビリテーション病棟に移送されたと発表した。
チェコ共和国のミロシュ・ゼマン大統領がプラハの病院で集中治療室から退出したと当局者が発表した。
治療を受けている病院によると、ゼマンさんは現在リハビリテーション病棟に移送されているという。
同氏の集中治療室からの解放は、チェコの上院議員が同大統領が大統領に適任ではないとの宣言を検討している中で行われた。
チェコの憲法では、大統領が次期首相を任命することになっているが、ゼマン氏は病院からの新政府樹立に関する協議を仲介することができていない。
チェコのメディアは、77歳の大統領が重度の肝臓疾患を患っていると報じた。
ゼマン氏は10月10日(議会選挙の翌日)に入院し、集中治療室で3週間以上を過ごした。
プラハの陸軍大学病院の広報担当ジトカ・ジンケ氏は木曜日、「大統領はリハビリテーション病棟の標準ベッドに移された」と述べた。
ジンケ氏は「大統領の病状は改善した」と述べ、同氏は「既知の慢性疾患」に関連した健康上の問題を抱えていたと付け加えた。
彼の健康状態の悪さは「栄養と水分摂取の障害」によって引き起こされたと広報担当者は述べた。ゼマンさんは足に影響を及ぼした糖尿病性神経障害のため、今年から車椅子を使い始めた。
10月、病院は報告書でゼマン氏が職務を遂行できなかったと発表した。
しかしゼマン氏の事務所はその後、同氏がベッドで11月8日のチェコの新議会開会に向けた決議案に署名する様子を映したビデオを公開した。
ゼマン氏は、先月の総選挙で僅差で勝利した中道右派連合「SPOLU(共に)」党首ペトル・フィアラ氏を迎える予定だ。
チェコ大統領は以前、現首相アンドレイ・バビシュと同盟を結んでいた。