によるAP
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英国の議会基準監視団体は、保守党のオーウェン・パターソン議員を下院から停職処分すべきだと述べた。
英国の保守党議員が、厳格なロビー活動規制に違反したとして告発され、停職処分を受けている。
英国議会の基準監視団体は、オーウェン・パターソン氏が報酬を支払っている企業2社に代わって保守党政府に違法なロビー活動を行っていたと述べた。
この疑惑は2016年と2017年に遡り、臨床診断会社ランドックスと食肉加工会社リンズ・カントリー・フーズが関与していた。
当局によると、パターソン氏は何度か企業への関心を表明しなかったという。
議会基準担当委員のキャスリン・ストーンは火曜日、パターソン氏は下院議員から停職されるべきだと述べた。
下院基準委員会は、議員の行為は「有償擁護のひどい事例」であり、「下院の評判を落とした」と述べた。
委員会はパターソンに対し、30日間の議員活動停止処分を勧告した。英国の国会議員は停止を承認するかどうか投票する予定だ。
パターソン氏は元環境大臣で、1997年から国会議員を務めている。
同氏は捜査が「偏っている」と呼び、自身の証拠を提示することは許されていなかったと主張した。
同氏は声明で「自分が適切に、誠実に、ルール内で行動したことは明らかだ」と述べた。
パターソン氏はまた、捜査に対する不安が2020年に自殺した妻ローズさんの死に一因となったと述べた。
「何が彼女を自殺に追い込んだのかを決定的に知ることは決してできないが、この捜査がどのように行われたかが大きな役割を果たしたことは間違いない」と同氏は述べた。