ギリシャ当局によると、トルコ海岸近くでディンギーが転覆し、少なくとも移民の子供3人が死亡した。
ギリシャ沿岸警備隊によると、船は東のキオス島付近に沈没し、27人が乗っていたという。
当局は、少女3人と女性1人が死亡、移民1人が行方不明、残り22人が救助されたと発表した。
ギリシャのノティス・ミタラチ移民大臣は当初、犠牲者4人は全員子供だったと報告していた。
「悲劇的なことにギリシャ沿岸警備隊の最善の努力にもかかわらず、全員3歳から14歳の子供4人の死亡が確認された」と御手洗氏はツイッターで述べた。
「これがエーゲ海における犯罪組織による移民搾取の現実だ。悪徳密航業者は、キオス島沖で大量の荷物を積んだ航行不可能なディンギーで命を危険にさらしている。」
ギリシャ大臣はまた、トルコが2016年に欧州連合と交わした移民協定の条件を遵守していないと非難した。
「トルコ当局は、犯罪組織による搾取を根源から防ぐためにさらに努力する必要がある」と御手洗氏は付け加えた。 「こうした旅は決して許されるべきではありません。」
トルコ政府は、EUが財政支援の約束を果たすのが遅いと報復した。
火曜日の沈没後、救助ヘリコプターと沿岸警備隊の船2隻、さらに近くの民間ボートが救助活動に参加していた。
ギリシャ沿岸警備隊は、声明男性14名、女性7名、子供1名がディンギーから救出されたとのこと。
犠牲者4人はいずれも「個人用ライフジャケット」を着用していなかったという。
当局は「問題のボートは多数の乗客を乗せてトルコの海岸から出発した」と発表した。
「この事実が悪天候と重なって…半沈没につながった」と付け加えた。
「救助された外国人は全員、健康状態は良好で、キオス港に搬送された。」
国連難民機関によると、今年は2,500人以上が隣国トルコからエーゲ海を越えてギリシャへ渡った。 2020年には9,700人が同じ海を渡ったが、100人以上が死亡または行方不明となっている。