によるユーロニュースとEFE
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4月に西サハラ指導者のスペイン入国を許可した決定はモロッコを怒らせた。
スペインの元外相は、ポリサリオ戦線の指導者を新型コロナウイルス感染症治療のために受け入れる決定を擁護した。
アランチャ・ゴンサレス・ラヤ氏は、4月に西サハラの指導者ブラヒム・ガリ氏をスペインに入国させたとして捜査を受けている。
元大臣は月曜日、記者団に対し、ガリ氏のスペイン入国は「法律に従って」いたと語った。
ゴンサレス・ラヤ氏は以前、モロッコとの外交危機を引き起こしたこの問題についてサラゴサの判事の前で直接証言していた。
「私の観点からすると、入国は法律に従って行われた。裁判官が近いうちに同じ結論に達することを願っている」と彼女は述べた。
ガリさんはアルジェリアから医療用飛行機で4月16日にスペインのサラゴサ空軍基地に到着した。その後、彼は重篤な状態でコロナウイルス治療のためログローニョの病院に入院した。
独立支持派のサハラウィー指導者は、元スペイン植民地である西サハラの主権を主張するラバトにとって不倶戴天の敵である。
彼のスペイン入国はモロッコを怒らせ、モロッコ当局による規制の緩和を受けて、すぐに1万人以上の移民がスペインの飛び地セウタに入った。
ゴンサレス・ラヤ首席補佐官(同じく捜査中)が、ガリ氏の入国を「最大限の裁量」で促進するよう元大臣から指示を受けていたことを認めたことを受け、ゴンサレス・ラヤ氏は尋問のために召喚された。
サラゴサの判事は、ガリ氏のスペイン入国が公になればスペインの国際関係に「悪影響」を与える可能性があると聞いていた。
捜査では、スペイン当局が文書や国境管理なしでガリ人にシェンゲン圏内への入国を許可したかどうかを調べている。
モロッコはガリ氏が「身分を詐称」してスペインに「不正に」入国したと主張したが、スペインは告発を却下した。
サラゴサの裁判官は、外務省高官らによる偽造、事前変動、隠蔽の犯罪容疑に関する証拠を探すことになる。
ゴンサレス・ラヤ氏は7月の内閣改造後、スペイン内閣の役職を辞任した。
一方、スペインの国家裁判所も月曜日、法的手続きを理由にガリ氏の大量虐殺罪での訴追を拒否した。