によるAP
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ギリシャ国民の約56%が完全にワクチン接種を受けているが、EUの平均接種率は60%強だ。
ギリシャは月曜日、欧州連合(EU)平均に遅れをとっているワクチン接種率の引き上げに苦戦する中、ワクチン接種を受けていないすべての労働者を対象とした毎週の検査義務を導入した。
官民セクターの従業員は職場にアクセスするために毎週の検査費用を支払うかワクチン接種証明書を携帯する必要がある一方、月曜日に再開した高校ではワクチン接種を受けていない子供たちに政府の費用で配布される検査キットが与えられる。
同様の制限は、映画館やレストランなどの屋内レジャーエリアだけでなく、スポーツスタジアム、博物館、遺跡にも適用される。
ギリシャ国民の約56%が完全にワクチン接種を受けているが、EUの平均接種率は60%強だ。
ギリシャは医療従事者にワクチン接種を義務付け、12歳からの子どもへのワクチン接種を認めている。
昨年のロックダウンにより経済はリセッション(景気後退)に陥り、2020年の生産は8.2%減少した。政府関係者らは、同国には2年も経済活動を停止する余裕はない、と述べている。
アドニス・ゲオルジャディス開発大臣は民間スカイテレビに対し、「現時点では(ギリシャの)パンデミックは沈静化の兆しを見せており、対策は効果を上げているようだ」と語った。
「残念ながら、この緊張緩和には、ワクチン接種を受けていない同胞の死亡も伴います。この人たちが生きていたかもしれないのに、陰謀論の犠牲になったと思うと心が痛みます。」