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英国のテリーザ・メイ首相は金曜日、来週の議会で議員らが合意を否決した場合、英国はEUから「決して離脱しないかもしれない」と述べた。
テリーザ・メイ首相は、来週の議会で議員らがEU離脱合意を否決した場合、英国はEUから「決して離脱しないかもしれない」と述べた。
金曜日にグリムズビーで演説したメイ首相は、英国の政治家に離脱協定を支持してもらうための最後の努力を表明した。
メイ首相は「唯一確実なのは、不確実性が継続することだろう」と述べた。
「私たちは決して離れることはできないかもしれません」と彼女は付け加えた。
国会議員らは来週、首相のEU離脱協定案に関する「有意義な投票」に参加する予定で、否決されればさらに2日連続で投票が行われることになる。
2回目の投票では、英国が合意なしでEUを離脱すべきだと思うかどうかが議員らに尋ねられる。これも否決された場合、国会議員は英国が第50条の延長を求めるかどうかについて投票することになる。
メイ首相は以前、第50条の延長は一回限りで短期間に過ぎず、英国を「崖っぷち」に置くと警告していた。
メイ首相は金曜日、遅延があれば英国民が投票しなかった結果につながる可能性があり、これには二度目の国民投票も含まれると付け加えた。
「もし私たちがその道を進めば、それは「政治的失敗」になるだろう」と彼女は言った。
アイルランドのバックストップに関する物議をかもした問題に触れ、メイ首相は、これは「保険政策」であり、「どの側も利用したくない」ものであると主張した。
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メイ首相の演説は自身の合意への支持を集めることに焦点を当てていたが、その後の記者との短いやり取りで拍手が起こった。
メイ首相がスタンドから降りる際、あるジャーナリストは「国際女性デーに女性記者からの質問はたったの1つだけだ」と指摘した。 「かなり質の悪い番組ですよね?」
「女性首相からはすべての答えが得られましたね」とメイ首相が冗談めかして言い、笑いと拍手が起こった。