によるユーロニュースとAFP、DPA
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モスクワの裁判所は、禁止コンテンツに関するロシアの規則に違反し、違法な投稿を削除しなかったとしてグーグルに罰金を科した。
ロシアの裁判所は、法律に基づいて禁止されているコンテンツを削除しなかったとして、Googleに16万2000ユーロの罰金を科した。
タガンスキーのモスクワ裁判所は、ロシア当局が違法とみなした投稿を削除しなかったグーグルに対し、5件の別々のケースで有罪判決を下した。
あ法廷声明米国のハイテク企業が「行政犯罪を犯した」として有罪判決を受けたことを認めた。
Googleは総額1400万ルーブル(約16万2000ユーロ)の罰金を科された。同社は罰金に対して応じていない。
ロシアはここ数カ月、フェイスブック、ティックトック、ツイッター、ユーチューブなどの大手ハイテク企業に対する措置を強化している。
ロシア政府はプラットフォームによる政治コンテンツの節度を非常に批判しており、インターネットに対する管理を強化しようとしている。
ソーシャルネットワークは、1月のクレムリン評論家アレクセイ・ナワリヌイ氏の投獄に反対するデモを若者たちに「扇動」した投稿を削除しなかったとして非難されている。
ロシア政府はまた、親ロシア派の声を検閲し、ポルノ、麻薬、自殺を推奨するコンテンツを削除しないプラットフォームを挙げている。
グーグルは先月、インターネット企業にロシアユーザーのデータを国内に保管することを義務付ける2014年の法律に基づき、3万4500ユーロの罰金も科せられた。
Facebookはこれまでにも違法コンテンツの削除を怠ったとして罰金を言い渡されており、Twitterもロシアでのサービス速度を抑制されたことがある。
政府批判者らは、ソーシャルネットワークに対するロシアの行動を、議論を抑え反対意見を沈黙させようとする試みであると非難した。