スペイン、同伴者のいない児童移民のモロッコへの帰還を擁護

によるユーロニュースAP通信、AFP通信

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スペインの内務大臣は、同伴者のいない子ども移民をモロッコに送還することを擁護し、送還が国際法に違反しているという権利団体の非難を否定した。

スペイン内務大臣は、同伴者のいない児童移民をモロッコに送り返すことによる国際法違反を否定した。

フェルナンド・グランデ=マルラスカ氏はスペインのラジオで、難民は「故郷に帰りたい」と述べ、この政策を擁護した。

国際人権団体はスペイン政府が子どもたちの送還によって子どもたちの人権を侵害していると非難していた。

しかし、グランデ・マルラスカさんはカデナSERラジオに対し、スペイン飛び地セウタからの子供たちの帰還は「追放ではない」と語った。

同氏は「子どもの最善の利益が保証される」と述べ、弱い立場にある子どもたちは送り返されないと付け加えた。

何百もの急増した1万人の中には同伴者のいない子供も含まれていた5月に国境フェンスによじ登ったり、フェンスの周りを泳いだりしてセウタに入ろうとした人たち。モロッコはその後、移民の大半を帰還させた。

児童移民は15人ずつのグループに分けて送還されており、約800人の児童移民が帰還の予定となっている。

スペインは法的に若い移民に対し、親族が見つかるまで、または移民が18歳になるまで世話をする義務がある。

しかし金曜日以降、スペインとモロッコの間で締結された2007年の帰国援助協定に基づき、子供のケースが検討された上で、15人の子供からなるグループが本国に送還された。

アムネスティ・インターナショナルは検察に対し、若い移民の本国送還を巡るスペイン政府の行為を捜査するよう要請し、セーブ・ザ・チルドレンはマドリードに対し、子どもたち一人ひとりのニーズを評価し、集団で強制送還しないよう求めた。

彼らのデータによると、セウタでインタビューした移民の子どもたちの約4分の1が祖国で虐待を受けていた。

スペインの裁判所は月曜日、スペイン政府に滞在支援を求めた若い移民12人の本国送還を差し止めた。

NGO団体コーディナドラ・デ・バリオスの弁護士パトリシア・フェルナンデス・ビセンス氏はAFPに対し、子供たちは法的代理人を得ることなくモロッコに送還されていると述べ、判決を歓迎した。

この司法判断はスペイン政府にとって少なくとも一時的な挫折であり、本国送還を巡り連立パートナーのポデモスからも反対を受けている。

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