によるユーロニュース
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この集会は市民連合党が主催し、1989年のポーランド初の部分的自由選挙の35周年を記念した。
欧州選挙を数日前に控えた火曜日、ポーランドのドナルド・トゥスク首相の支持者らが集会のためにワルシャワに集まった。
支持者らは「われわれはEU国民だ」と書かれた横断幕を掲げてワルシャワの城広場に集まった。
集会の開催日である6月4日は、ポーランドがまだソビエト連邦の衛星国の1つであった1989年にポーランドで初めて部分的自由選挙が行われた記念日である。
トゥスク氏は支持者らに向けて、欧州の将来とロシアとウクライナ間の戦争にとって今後の欧州選挙の重要性を概説した。
トゥスク氏は「私自身、今回の選挙の結果を非常に心配している。個人的には欧州とともにありたいと強く望んでいるが、別の未来は想像できない」と語った。
「聞いてください、信じてください。あそこのクレムリンでは、彼ら(ロシア政府)にとって、ブリュッセルの政治的占領の可能性は、ハリコフの占領よりも重要でしょう。誰がポーランドを統治するかをめぐるこの戦い、そして今、それをめぐる戦いが誰がヨーロッパを統治するかということは、戦争が国境に侵入するのを防ぐための戦いでもある」と彼は付け加えた。
この集会は、6月9日の欧州選挙を前にトゥスク氏率いる市民連合の支持者を結集することを期待していた。
トゥスク氏率いる市民連合は、ポーランドの全般的に親欧州的な連立政権の中で最大のグループである。
トゥスク氏は元欧州理事会議長で、欧州連合に批判的だったポーランドの以前の右翼民族主義政党「法と正義」(PiS)の後任となった。
トゥスク氏は、今回の選挙で自党がポーランドに割り当てられた欧州議会の最多議席を獲得し、それがポーランド政治の有力勢力として市民連合を押し上げることを期待している。一方、PiSはトゥスク氏が隣国ドイツ、そしてより一般的にはブリュッセルに従順であると非難した。