欧州外交官らイラン核合意交渉の進展を称賛

によるユーロニュースAP

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欧州の外交官らは、イランが2015年の核合意の条件を遵守することで近く合意に達する可能性があるとの期待を表明している。

欧州の外交官らはイランの核開発計画に関する最新ラウンドの協議の進展を歓迎し、同国が2015年の核合意の条件を遵守することで近く合意に達する可能性があるとの期待を表明した。

彼らはまた、後継者のドナルド・トランプ氏が2018年に離脱したバラク・オバマ政権が交渉した協定に米国が再参加することを期待している。

イランは合意条件を破ることで、トランプ大統領が課した壊滅的な制裁を解除するようバイデン新政権に圧力をかけようとしている。

核査察官による査察を制限し、合意された限度を超えてさらなるウラン濃縮を発表している。

ウィーンで水曜日の協議の議長を務めた欧州連合当局者のエンリケ・モラ氏は、ロシア、中国、ドイツ、フランス、英国、イラン、米国の代表団が帰国して各国政府に報告し、来週オーストリアの首都で再び会合すると述べた。

モラ氏は会談後記者団に対し、「次のラウンドで最終的に合意に達すると確信している」と語った。

「いくつかの政治的問題があり、またかなり複雑な技術的問題も多数ある」と同氏は付け加えた。「しかし、それらは1週間前に比べて減少していると言える。したがって、私たちは良い軌道に乗っています。」

「どの首都も合意を得るためにそれぞれの代表団にゴーサインを出さなければならないと思う。来週そうなると思う」とモラ氏は語った。

AP通信によると、他の欧州の外交官らは、名前を出すことが許可されていないため匿名を条件に、ウィーンでの会談は「激しくて生産的」だったと述べたが、代表団がより難しい問題に取り組むにつれ、会談はさらに困難になるだろうと警告した。

進展が見られ、将来の合意の重要な側面が練り出されたが、今後は厳しい決断が待っており、すべてが合意されるまでは何も合意されないと外交官らは述べた。

国連の原子力監視機関が今週、2月末以来イランの核開発計画を監視する上で重要なデータにアクセスできていないと述べたことについて質問されたモラ氏は、代表団が報告書に「注目している」と述べた。

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