によるユーロニュース
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ジョージ・フロイドさんが警察に殺害された日を記念して、家族や活動家らがミネソタ州で集会を行った。
黒人アメリカ人のジョージ・フロイドさんが警察の手によって死亡してから1年が経過したが、専門家は米国の制度変更に対処するには長い時間がかかるだろうと述べている。
フロイドさんの死は昨年、全米で人種的正義に対する抗議活動を刺激し、体系的な人種差別についての国民的な議論を引き起こした。
ニューヨーク市立大学メドガー・エバーズ大学の行政学教授ウォレス・フォード氏はユーロニュースに対し、変化には数カ月や数年ではなくもっと長い時間がかかるだろうと語った。
「制度を変えようとするなら、組織的な取り組みが必要だ。たった数カ月の抗議活動ではなく、数年間の抗議活動ではない。長い時間がかかるだろう。」
しかし同氏は、米国ではこの1年で組織的な人種差別に対する認識が高まったが、やるべきことはまだたくさんあると説明した。
「約400年前から続くアメリカの伝統の一部である、途方もない人種格差があるという事実に対する認識が高まっている」と同氏は語った。 「しかし、私たちがまだ見ていないのは、実際に起こっている体系的な変化です。」
活動家らは警察の責任を問う法案の制定と、過去の警察虐待事件の再開を求めている。
フォード氏は、警察の違法行為や人種的偏見に対処するジョージ・フロイド司法警察法がまだ議会を通過していないことを指摘した。
一方、米国では「長年にわたって行われたビデオのおかげで、まさに途方もない残虐行為が暴露される件数が増えている」とフォード氏は付け加えた。
4月初旬、ミネアポリス郊外で20歳のダウンテ・ライトさんが射殺された後、警察官が銃とテーザー銃を取り違えたと主張し、多くの人々が抗議した。これは、過去数カ月間に明らかになった多くの警察暴力事件のうちの一つだった。
しかしフォード氏は、この国には体系的な人種差別という「病気」があることをより多くのアメリカ人が認識すれば、変化が訪れる可能性があると述べている。
現在のジョー・バイデン大統領は、米国にそれが存在すると発言した最初の大統領であり、これは「重大なこと」だと同氏は付け加えた。
「教育はこの国において非常に重要な部分を占めています。なぜなら、人々が過去400年間にこの国で何が起こっていたのかを理解すれば、私たちは解決策に取り組む方法を見つけ始めるからです」とフォード氏は語った。
インタビュー全文は上のプレーヤーでご覧ください。