チェコ共和国、ロシアのエネルギー大手を原子力入札から除外

によるユーロニュースとAFP

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プラハは、モスクワとの外交問題のさなか、数十億ユーロ規模の入札から「ロシアのエネルギー大手ロスアトム」を除外した。

チェコ政府は、ロシアとの外交問題のさなか、数十億ユーロ規模の原子力発電所新ユニット入札からロシアのエネルギー大手ロスアトムを除外した。

これは、プラハが18人のロシア外交官を追放してからわずか数日後のことだった。2014年に武器庫で起きた爆発事故でロシア人2人を指名手配していると発表。同じ2人が2019年のソールズベリー毒殺事件で英国から指名手配されている。

捜査当局は土曜日、ロシアの軍事諜報機関であるGRUが2014年10月に東部ヴルベティツェの町で起きた爆発に関与していたことを突き止めたと発表した。

彼らはまた、ソールズベリー毒殺事件で2018年9月以来英国が指名手配していた同じ2人を告発しており、後にGRUエージェントのアナトリー・チェピガとアレクサンダー・ミシュキンであることが判明した。

ロスアトムは、チェコ共和国史上最も高額なインフラプロジェクトであるドゥコバニ原子力発電所で計画されている60億ユーロの追加工事の入札プロセスに参加していた。

入札にロシア企業も加わるチェコ共和国のミロシュ・ゼマン大統領とトマーシュ・ペトリチェク外務大臣の間で口論を引き起こし、後者が解任される結果となった

ゼマン氏はロシア入札の主導的支持者であり、ロシアのスプートニクVワクチン購入を最も声高に支持してきたが、ペトリチェク氏も反対していた。

政府は先週、同じくロシア製や中国製ワクチンに反対していたヤン・ブラトニー保健相も解任した。

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