アイスランドの火山:新たな亀裂から溶岩が噴出し、ハイカーらが避難

によるAP

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アイスランドのコロナウイルスによる封鎖にもかかわらず、この火山には3万人以上が訪れている。

先月噴火が始まったアイスランドの火山の新たな亀裂から月曜日、蒸気と溶岩が噴出し、その光景を見に来ていた数百人のハイカーが避難を余儀なくされた。

観光ヘリコプターによって最初に発見された新たな亀裂は、長さ約500メートル(550ヤード)、ゲルディンガ渓谷の元の噴火現場から約1キロメートル(約0.5マイル)あった。

アイスランド緊急事態管理局は、その地域からの即時避難を発表した。

現場は人気のハイキングコースから離れているため、差し迫った生命の危険はないと発表した。

捜索救助チームのメンバー、シグルジョン・ベイガー氏は、「人々が歩いていた場所のすぐ近くで新たな亀裂が2つ開いていたので、[...]何が起こっているのかを把握するためにその地域を片付けるだけだ」と語った。

現場からのライブ映像には、新たな亀裂から小さな溶岩が噴出している様子が映っていた。

アイスランド気象局は、新たな火山活動が近くのケプラヴィーク空港の交通に影響を与えることは予想されていないと述べた。

アイスランド南西部のレイキャネス半島にある長い休火山が、過去3週間にこの地域で数万回の地震が記録された後、3月20日に活動を再開した。

この地域では約800年ぶりの火山噴火だった。

観光客の大群

この火山はアイスランドの首都レイキャビクから約32キロメートル(20マイル)離れた近さであるため、コロナウイルスと戦うために国が部分的に封鎖されているにもかかわらず、この地域に観光客が絶え間なく訪れている。

アイスランド観光局によると、噴火が始まって以来約3万人がこの地域を訪れたという。

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