によるユーロニュースとAFP
公開日
この記事をシェアする
ブリュッセルはイスラム教徒少数民族ウイグル族に対する人権侵害を巡り、中国当局者4人と団体1社に対する制裁について議論する予定だ。
中国は欧州連合に対し、中国に対するいかなる人権制裁も「対立的」なものになると警告した。
外交官らによると、EUは新疆ウイグル自治区における中国のイスラム教徒少数民族ウイグル族に対する人権侵害疑惑を巡り、中国当局者4人と団体1社に対する制裁について議論する予定だという。
渡航禁止と資産凍結は3月22日にEUによって導入される予定だ。
しかし、中国の張明駐EU大使は、ブリュッセルの欧州政策センターが主催したオンライン討論会で制裁の考えを非難した。
ミン氏は「嘘に基づく制裁は中国の安全保障と発展に対する意図的な攻撃と解釈される可能性がある」と述べた。
「中国人民の安全と福祉を守るのは中国政府の責任だ。」
「我々は対立ではなく対話を望んでいる、必要である、望んでいる」と外交官は付け加えた。
この措置は、EUの対中国戦略を決定する3月25、26日のEU首脳会議に備えて来週開催されるEU外相会議で承認を得るためにEU外相に提出される予定だ。
制裁は採択される前に全会一致で承認される必要がある。
EUはまた、香港の選挙制度改革の採択に伴う中国政府の「一国二制度」原則違反を非難する新たな措置を4月に準備している。
この改革により、香港政府は立法会選挙で民主化を訴える野党候補に拒否権を発動できるようになる。
明首相は火曜日、「我々は欧州側によく考えるよう求める」と述べた。
「一部の人々が対立を主張する場合、我々は引き下がることはありません。我が国の人々に対する責任を負う以外に選択肢はないからです。」