イタリア各党は政府の政治危機解決に向け協議を継続

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イタリアではジュゼッペ・コンテ首相辞任後、各政党が同国の経済回復を巡る政治危機を終わらせるため協議を行っている。

マテオ・レンツィ氏は土曜日、多数党に対し、国の政治危機の解決策として新たな共通の政治計画を策定するよう求めた。

元イタリア首相でアライブ党党首の同氏は、活動を開始するためのEU資金の到着を考えると、明確な道筋が不可欠であると述べたパンデミック後の欧州経済ロベルト・フィコ下院議長との協議が続いている最中だ。

「この危機は個人的な同情や対立によって引き起こされたものではなく、私たちの同胞に答えを与える必要性から生じたものであるため、私たちは誰が何をするかを明確にする書面による政治的ロードマップを作成する役割を果たす用意がある」そして、いかなる疑念や言い訳も排除して、いつそれを行うべきなのか」とレンツィ氏は記者団に語った。

イタリアのセルジオ・マッタレッラ大統領は金曜日、ジュゼッペ・コンテ率いる前政権を支持していた政党と同じ政党による新政権樹立の可能性をチェックするようフィコ氏に委任した。

しかし、現時点では誰がその政府を樹立するのかは不明である。フィコは火曜日までにマッタレッラに報告する予定だ。

イタリアの連立与党は今月、レンツィ首相が同国の経済回復計画に対する支持を撤回したことを受けて崩壊した。

ジュゼッペ・コンテ首相は、2000億ユーロを超えるEU復興資金の使途をめぐる論争を受け、月曜日に辞任した。

民主党のニコラ・ジンガレッティ書記は、「任期末の政治計画を具体化するというこの任務が、希望と自信を持って立ち上がって未来を見据えるというイタリア国民の意志と調和するよう要請する」と述べた。

外務大臣で五つ星運動のメンバーでもあるルイジ・ディ・マイオ氏は日曜日、「国を阻んでいる政府の危機を開く最悪の瞬間が選ばれた」と述べた。

ヴィト・クリミ率いる五つ星運動も、新たな共通の政治計画について合意に達する意欲を示した。

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