アルバニア、新型コロナウイルス感染症対策違反でロシア外交官を追放

によるユーロニュースAP通信、AFP通信

公開日

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アルバニア外務省は、この外交官が「パンデミックから身を守るための措置に違反し続けた」と述べた。

アルバニアは、同国の新型コロナウイルス感染症パンデミック対策に繰り返し違反したとしてロシア外交官を追放したと外務省が発表した。

ティラナ氏はアレクセイ・クリヴォシェフ氏を「ペルソナ・ノン・グラータ」と宣言し、72時間以内に出国するよう求めた。

「アルバニア政府は、ティラナのロシア連邦大使館の外交官がとった措置に対する公然の違反について、絶えず苦情と非難を受けている」と外務省は発表した。声明

アルバニアは、外交官が昨年4月以来パンデミック規制を破り続けていることに懸念を表明するために最初にロシア大使に連絡したと付け加えた。

「当省は、こうした行為を繰り返さないという約束とともに、この問題に対する大使の全面的な協力を歓迎し、深く感謝した」と声明は続けた。

「残念ながら、違反を繰り返さないという双方の善意の表明にもかかわらず、その外交官は約束に反して違反を続けた。」

アルバニアは詳細には触れず、今回の違反行為は同国政府の懸念を「無視」していることを示しており、「正当化できず、これ以上容認できない」と述べた。

同国は新型コロナウイルスのパンデミック中、夜間外出禁止令を導入し、屋内外でのマスク着用を義務付けた。

外務省はまた、「地球全体にとってこのような困難な時期に」外交官を追放する決定がロシアに十分に理解されることへの期待を表明した。

「アルバニア人であるかどうかにかかわらず、アルバニア共和国領土内のすべての国民の健康と安全を守るために必要な措置だった。」

「我々はロシア側に対し、友好的な感情と、両国関係の継続的な改善に向けた良好な取り組みの開始に続く用意があることを保証する。」

モスクワはこの件についてまだコメントしていない。

アルバニアは、当時の共産主義政権がそれまでの緊密な関係を断絶してから30年後、1991年にロシアとの国交を再開した。

2018年3月、アルバニアは「外交的地位にふさわしくない活動」を理由にロシア外交官2人を追放した。

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