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英国とEUのEU離脱交渉担当者らは、漁業権や公正取引ルールを巡って依然として停滞している後続協定に向けた交渉が打開される可能性については依然として懐疑的な姿勢を示している。
EUのEU離脱首席交渉官ミシェル・バルニエ氏は英国のデビッド・フロスト氏とのEU離脱交渉の再ラウンドのためロンドンに到着した。
英国の首都に到着する前、同氏はEU特使らとの会合で「我々は、決断するか、それとも辞めるかの瞬間からそう遠くない」と語った。
同氏はまた、「同様の重大な相違が続いている」というメッセージをツイートした。
EUの交渉チームの1人がコロナウイルス検査で陽性反応を示したため、対面協議は先週一時中断されたが、土曜日にロンドンで再開される予定だった。
将来の通商関係に関する合意の可能性は急速に閉ざされつつある。
英国のEU離脱移行期間が終了する1月1日までにこれを達成できなければ、双方にとって経済的に大きな影響を与えることになる。
英国の首席交渉官フロスト氏も同様に打開の可能性について慎重だった。
同氏はツイートで「なぜまだ話し合いを続けているのかと尋ねる人もいるが、私の答えは、合意の条件が存在するかどうかを確認するために全力を尽くすのが私の仕事だ、ということだ」と述べた。
「遅くなったが、まだ合意の可能性はある。合意に達しないことが明らかになるまで話し合いを続ける」と語った。
ロンドンでボリス・ジョンソン英首相は、行動を起こすかどうかは欧州諸国次第だと述べ、英国は交渉が決裂した場合に備えていると主張した。
同氏は記者団に対し、「合意の可能性はEU内の友人やパートナーによって大きく左右される」と述べた。
交渉は、漁業権、協定のガバナンス、基準の引き下げや国の補助金の増額による不公平な競争の防止を目的とした「平等な競争条件」の問題をめぐって、何か月も膠着状態にある。