トルコ・キプロスの指導者投票で国民党候補エルシン・タタール氏が勝利

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地元当局は日曜の決選投票で同氏が左翼現職ムスタファ・アクンジュ氏を僅差で破ったことを認めた

北キプロスの「大統領選挙」で国民党候補エルシン・タタール氏が僅差の勝利を収めた。

トルコ・キプロスの「首相」は、現職「大統領」ムスタファ・アクンジュに対する第2回決選投票で51.7%の票を確保した。

地元選挙当局は日曜夜、アクンジュ氏が48.3%で勝利したと発表した。

「私たちはキプロス系トルコ人の代弁者だ」とタタール氏は日曜日の夜、歓喜する国民統一党(UBP)の支持者らに語った。

「私たちは独立に値する。私たちは戦士だ。私たちは『北キプロス・トルコ共和国』内に存在するために戦っている。」

「したがって、(キプロス)南部の近隣諸国と国際社会は、自由を求めるわれわれの戦いを尊重すべきだ。」

南部に本拠を置くギリシャ統治下のキプロス共和国は、国際社会からはこの島で唯一の合法的な政府とみなされている。

北キプロスは1983年に一方的に独立を宣言して以来、民主的な選挙を実施しているが、独立国として認めているのはトルコだけだ。

タタールの敗北したライバル、退任する「大統領」ムスタファ・アクンジュは、もし再選されれば島の統一を目指してギリシャ側との和平交渉を再開するつもりだと述べた。

同氏は日曜日には敗北を認めたが、記者団に対し「これは通常の状況下で行われた選挙ではなかった」と語った。

それは、トルコ本土による北キプロスの選挙運動への明らかな介入への隠された言及だったのかもしれない。

2週間前、タタール人はレジェプ・タイップ・エルドアン大統領とともに現れ、半世紀近く放棄されていたギリシャ系キプロス人の町ヴァローシャの開設を発表した。

同氏の反対派は、これは北キプロスの選挙への干渉行為だと主張した。

アナリストらは、民族主義者候補の勝利は、半世紀を経てキプロスを統一する合意の可能性はさらに低いことを意味すると述べた。

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