エマニュエル・マクロン首相、首相辞任後、レバノン指導者の「裏切り」を批判

によるユーロニュース

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フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、レバノン指導者らが政府改革に失敗したことを「恥じている」と述べた。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は日曜日、レバノン指導者とヒズボラを攻撃し、新政府樹立の失敗を厳しく批判した。

同氏は今回の失敗を「集団的裏切り」と呼び、レバノン指導者らを「恥じている」と述べた。

同氏の批判は、レバノンの指名首相ムスタファ・アディブ氏が土曜、新政府樹立の失敗を理由に辞任したことを受けて発せられた。

8月4日にベイルート港近くで爆発が発生し、190人が死亡、数千人が負傷した後、レバノンの危機は大幅に拡大した。

爆発の原因は、2,750トンの硝酸アンモニウムを港の倉庫に保管していた政府の不手際によるものだと多くの人が非難している。

国際ドナーらは、政府への援助は改革が実施されることを条件としていると述べた。

フランス大統領は国際的な取り組みを主導し、爆発以来何度もレバノンを訪問し、指導者たちに改革を起こすよう促してきた。

マクロン大統領は日曜、レバノン議会でその政治部門が権力を握っている過激派組織ヒズボラが「自分たちが実際よりも強いと考えるべきではない」と述べた。

同氏は、ヒズボラは「イスラエルと戦争する軍隊であり、シリアの民間人に対して解き放たれる民兵であり、レバノンで立派な政党であることを同時に行うことはできない」と語った。

同氏は引き続き自身のロードマップ案を推進し、改革がなければ同国は「政治的危機であるだけでなく、内戦の危険を招くだけの危機に向かって進んでいる」と述べた。

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