アレクセイ・ナワリヌイ氏:ロシア野党指導者、昏睡状態から回復、反応はあると医師ら発表

によるユーロニュース

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速報:ロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が昏睡状態から回復し、反応はあると医師らが発表

ロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏は昏睡状態から回復し、反応はあると治療中の医師らが発表した。

同氏はドイツの病院で治療を受けているが、当局は同氏が「疑いなく」ノビチョク・グループの化学神経剤で毒殺されたと発表している。

英国当局は、2018年に英国で元ロシアスパイのセルゲイ・スクリパリ氏とその娘に使用された毒物としてソ連時代のノビチョクを特定した。

ベルリンのシャリテ病院は声明で、「患者は医学的に引き起こされた昏睡状態から解放され、人工呼吸器の使用を中止している」と発表した。

「彼は言葉による刺激に反応している。重度の中毒による長期的な影響の可能性を評価するにはまだ時期尚早だ。

「担当医師らはナワリヌイ氏の妻と緊密な連絡を取り続けている。患者の妻と相談した結果、患者の病状の詳細を公表する決定はナワリヌイ氏の希望に沿ったものになるだろうとシャリテ氏は安心した」

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は水曜日、ナワリヌイ氏の毒殺はプーチン大統領の最も猛烈な批判者の一人を黙らせることを目的とした殺人未遂であると主張し、徹底的な捜査を求めた。

EU、NATO、いくつかの西側政府はモスクワに説明を求めたが、ウラジーミル・プーチン大統領の代理人は、クレムリンがプーチン大統領の毒殺に関与したという主張を却下した。

ナワリヌイ氏は8月20日、シベリアからモスクワに向かう飛行機の中で体調を崩した。

ドイツの医師らは最初は面会を拒否されたが、最終的には8月22日に飛行機でベルリンに送ることが許可された。

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