ロシア東部で週末の反政府デモに数千人が参加

によるマイケル・ダベントリー&ガリーナ・ポロンスカヤ

公開日

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ハバロフスク地方のセルゲイ・フルガル知事逮捕に反対するデモで地元住民がウラジーミル・プーチン大統領の辞任を要求

ロシア極東の都市ハバロフスクでは、同地域知事の逮捕に対する週末の抗議活動に数千人が参加した。

セルゲイ・フルガル氏は木曜日に逮捕され、複数の殺人に関与した容疑でモスクワに送られた。

しかし、モスクワから東に6,100キロ離れた同市の抗議活動参加者らは、この疑惑は政治的動機に基づくものだと主張している。

ウラジーミル・プーチン大統領に辞任を求めるプラカードを掲げる人もいた。そのうちの1つは「皇帝を打ち倒せ」というスローガンを掲げた。

土曜と日曜にはハバロフスク市や周辺地域の他の都市で数千人がデモに参加した。

フルガル氏は超国家主義の自由民主党の党員で、2018年にプーチン大統領率いる統一ロシア党の挫折により予想外にもハバロフスク地方知事に選出された。

同氏は、自身の給与削減や職員らのビジネスクラス座席への搭乗禁止など、政府の無駄を削減するとみられる政策で依然として地域での人気が高い。

ロシアの主要犯罪捜査機関は、フルガル氏が政治家としてのキャリアを始める前の2004年と2005年に複数のビジネスマン殺害に関与した疑いがあると発表した。

先週モスクワで知事が取り調べを受けた後、当局は知事に2カ月間の拘留を命じた。

フルガル氏の拘束は、プーチン大統領の2036年までの続投に道を開いた先月の国民投票以来、ロシアで数ある注目を集めた逮捕の1つである。

先週、元ジャーナリストのイワン・サフロノフ氏がNATO加盟国のチェコ共和国に国家機密を渡した疑いで逮捕された。彼は容疑を否認している。

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