によるAP によるユーロニュース
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トルコ外務大臣、トルコ軍とシリア軍の致命的な衝突にもかかわらず、トルコ政府とロシア政府はシリア和平への取り組みを存続させるために取り組んでいると述べた
トルコの外務大臣は、シリア政府の前進とトルコ軍とシリア軍の致命的な衝突にもかかわらず、トルコ政府とロシア政府はシリア和平への取り組みを存続させようとしていると述べた。
しかし、メヴルト・チャウショーグル氏はまた、ロシアに対しシリア政府軍を「抑制」するよう改めて呼びかけ、将来のシリア軍への攻撃に対しては報復するトルコの決意を繰り返した。
月曜日、トルコ砲兵はイドリブ県北部のシリア政府軍を標的とし、砲撃に応じてトルコ兵士7名とトルコ民間人1名が死亡した。
シリア戦争監視当局は、この衝突でシリア軍兵士13人も死亡したと述べた。
まれな直接衝突
シリア最後の反政府勢力拠点であるイドリブでの銃撃戦は、隣り合う2国間の緊張を高め、シリアでの行動の調整を図ってきたロシアとトルコの間にくさびを打ち込む恐れがある。
チャウショーグル外相はアンカラで記者団に対し、「アスタナとソチの和平プロセスは完全に破壊されてはいないが、最近になって影響を受け、重要性を失い始めている」と述べ、イランも関与したロシア・トルコの和平構想に言及した。
アンカラ「立場を堅持」
チャウショーグル氏は事件の数時間後にロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と電話会談し、「政権の攻撃性は直ちに止められなければならない。それが私が昨日ラブロフ氏に伝えたメッセージだ」と付け加えた。
チャウショーグル氏は、ロシアがシリア政府を完全に統制することはできないとするロシアの主張を否定し、トルコがイドリブにおける自国軍の座標を事前に通知していたにもかかわらず攻撃が行われたと述べた。
国際危機担当シニアアナリストのダリーン・ハリファ氏はユーロニュースに対し、「トルコはロシアに対して立場を保とうとしている」と語った。
「トルコ政府は、反政府勢力に提供する支援がロシアの政権に対する空軍支援とのバランスをとることは不可能であることを承知しているが、その支援はトルコが政権攻撃を全ての人にとって非常に高くつくものにし得ることをロシアに示している。ロシアを含めたものだ」とハリファ氏は付け加えた。
ロシアは、トルコは一晩中ロシア軍に軍隊の移動について通知しなかったと主張した。
一方、トルコ全土では、殺害されたトルコ軍人の葬儀が行われていた。
この死者数は、シリア駐留トルコ軍の1日当たりの死者数としては最高額の一つとなった。トルコ政府はシリア戦争で多数の軍人を失った。
反乱軍が最後に保持した領土
この事件は、イドリブと近隣のアレッポ地域の一部に位置する最後の反政府勢力支配地域へのシリア政府の攻撃の最中に起きた。トルコ軍は、その後崩壊した初期の停戦を監視するために、これらの地域の一部に配備されている。
イドリブ県には約300万人が住んでおり、その多くは以前の暴力事件でシリアの他の地域から避難してきた人々だ。国連は、過去2か月間で約39万人のシリア人が避難民となっていると推計しており、その数は12月に31万5,000人、1月に7万5,000人となっている。
トルコはすでに350万人のシリア難民を受け入れており、イドリブでの現在の暴力の波により、トルコ国境に向かって避難する民間人が新たに急増する懸念が生じている。