によるユーロニュース
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DUP党首アーリーン・フォスター氏は、同党は首相の合意が「根本的に間違っている」と考えていると述べた。
民主統一党のアーリーン・フォスター党首は、英国のボリス・ジョンソン首相に対し、ブリュッセルに戻り、欧州首脳らとEU離脱協定を再交渉するよう促した。
北アイルランド党の年次大会でフォスター氏は、アイルランド海に関税国境を設けるジョンソン氏の合意をDUPとその議員10人は支持できないと述べた。
「政府が根本的に間違っていると思われる場合、我々は政府を支持しない」と彼女は述べた。
同氏は、保守党に議会過半数を与えるために2年間にわたり保守党を支持することに同意してきたDUPが、EU離脱法案を確実に否決させるためにその票を活用すると約束した。
フォスター氏はまた、DUPは総選挙に向けた準備ができていると述べ、英国が12月12日に投票に行くよう月曜日にジョンソン首相が呼びかけたことを同党が支持する可能性があることを示唆した。
続きを読む: ブリュッセル、EU離脱延長の決定を週末以降まで延期。
フォスター氏の演説は、ジョンソン氏の合意を「世界最悪」と評したDUP副党首ナイジェル・ドッズの演説に続いた。
同氏は、英国と北アイルランドの統合を脅かす協定を党は支持しないと述べた。
ジョンソン首相は月曜日、議員に対し、EUが10月31日のEU離脱期限を超えて英国に延長を与えることに同意することを条件に、12月12日に選挙を実施することに同意するよう要請する予定である。
可決には国会議員の3分の2の支持が必要とされるこの法案を野党労働党が支持するかどうかは明らかではない。
労働党のジェレミー・コービン党首は、英国が10月31日に合意なきEU離脱に追い込まれることを避けるため、選挙投票前にEUが延長に合意していることを確認したいと述べた。