フランスは大量虐殺に沈黙して「ルワンダに苦しみを与えた」とマクロン氏認める

によるユーロニュースAP

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マクロン大統領はフランスに非があったことを認めたが、謝罪には至らなかった。

エマニュエル・マクロン大統領は木曜日、推定80万人が死亡した1994年の虐殺を巡り、フランスがルワンダに与えた「苦しみを認識している」と述べた。

アフリカの国を​​訪問中のマクロン大統領は、キガリ虐殺記念館を視察し、主に災害の生存者に向けて短い演説を行った。

同氏はフランスに非があったことは認めたが、謝罪には至らなかった。

「フランスにはルワンダにおける役割、歴史、政治的責任がある。フランスには歴史を直視し、事件の調査よりも沈黙を支持することでルワンダ国民に与えた苦しみを認識する義務がある」と同氏は述べた。真実は長すぎた。」

大量虐殺が始まったとき、「国際社会は反応するまでに3か月近く、果てしなく長い3か月を要し、私たち全員が数十万人の犠牲者を見捨てた。」

フランスの失敗が両国間の「27年間にわたる苦い距離」の一因となったと同氏は述べた。

マクロン氏は「私たちの責任を認識する必要がある」と語った。

マクロン大統領は木曜早朝にルワンダの首都キガリに到着し、ルワンダのポール・カガメ大統領と会談した。

同氏の訪問は、2017年の大統領就任以来、両国関係修復を目指すフランスの一連の努力の上に成り立っている。

虐殺の犠牲者は主に少数派のツチ族と、フツ過激派から彼らを守ろうとした穏健派のフツ族だった。

大量虐殺におけるフランスの役割を調査した2つの報告書が3月と4月に完成し、フランス大統領としては11年ぶりとなるマクロン大統領の訪問への道筋を開くのに役立った。

2010年にニコラ・サルコジ氏が行った前回の訪問は、1994年の虐殺で関係が悪化して以来、フランス指導者による初めての訪問となった。

ルワンダ政府と虐殺生存者団体は、フランスが虐殺を主導した民兵や旧政府軍の訓練と武装を行っているとしばしば非難した。

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