米国は依然としてイランに対する「最大限の圧力」を追求-ムニューシン財務長官

によるロイター

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ワシントン(ロイター) - スティーブン・ムニューシン米財務長官は木曜日、ドナルド・トランプ大統領が強硬な国家安全保障担当補佐官ジョン・ボルトン氏と袂を分かった後も、米国は依然としてイランに対する「最大限の圧力」キャンペーンを追求していると述べた。

ムニューシン長官はCNBCとのインタビューで、トランプ大統領が今月末にニューヨークで開催される国連総会でイランのハッサン・ロウハニ大統領と会談する計画は現時点ではないと述べたが、トランプ大統領はロウハニ大統領との会談に前向きであると繰り返し述べた。前提条件はありません。

ムニューシン長官は、トランプ政権に残る国家安全保障チームは「イランに対する最大限の圧力戦略を実行している」と述べた。

ムニューシン長官は「それが機能していることに疑いの余地はない」と付け加えた。

ムニューシン長官は、イランに対する制裁は効果を上げており、イランとその指導者にトランプ大統領と交渉するよう圧力をかけるのに役立つ可能性があると付け加えた。

ムニューシン長官は、「われわれは彼らの資金を遮断しており、それが彼らが交渉のテーブルに戻ってきたとしても戻ってくる理由だ」と述べ、米国の対イラン戦略は共和党大統領の戦略と似ていると付け加えた。中国との通商交渉に向けて動き出す。

ムニューシン長官は「大統領が話したとおりの適切な合意を得ることができれば、われわれはイランと交渉する。そうでなければ最大限の圧力キャンペーンを続ける」と付け加えた。

有力な外交タカ派でトランプ氏の3人目の国家安全保障担当補佐官となったボルトン氏は、イランに対するトランプ氏の厳しい姿勢の主任であり、イラン核開発計画の削減に関する新たな合意交渉のテーブルにイランを引き出すことを目的とした最大限の圧力キャンペーンを扇動した。

ボルトン氏は火曜日に突然その職を去った。トランプ大統領はボルトン氏を解任したと発表した。しかしボルトン氏は辞任したと述べた。

イランは水曜日、ボルトン氏の退任後、米国は「戦争屋」から距離を置くべきだと述べ、イラン政府は協議前に制裁を解除するというイランの要求を支持した。

(スーザン・ヒービーによる報告、モハマド・ザーガームによる編集)

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