によるユーロニュース
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G7サミットの最終日、世界の指導者らが気候変動と貿易について話し合うために集まった。
G7サミットの最終日に、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、ドナルド・トランプ米大統領が生物多様性に関する協議のために欠席したことを認めた。
マクロン大統領は、トランプ大統領がその日中に数回二国間会談を行ったため出席できなかったと述べた。同氏は、首脳らはアマゾンの状況について長く前向きな議論を行ったと付け加えた。
マクロン氏はまた、G7首脳がアマゾン火災対策のために2000万ドル(1790万ユーロ)の緊急資金を提供することで合意したと述べた。
一方、トランプ大統領は、各国首脳間の政策上の意見の相違にもかかわらず、G7会議に前向きな方向転換を図ろうとした。
大統領は「本当に生産的なG7だったと思う」と述べ、サミットでは「大きな団結」があったと主張した。
貿易協議
トランプ大統領はドイツのアンゲラ・メルケル首相との二国間会談で、中国や欧州連合との貿易について語った。
トランプ大統領は、EUは貿易に関して中国と同じくらい厳しいと思うと述べ、メルケル首相は、米国とEUが通商関係を強化する協定で速やかに合意することを望んでいると述べた。
メルケル首相はまた、米国と中国が解決策を見つけることを望んでいると述べた。
トランプ大統領はその後、インドのナレンドラ・モディ首相との二国間会談で、中国との通話は「最高レベル」で行われていると述べた。
トランプ大統領のコメントは、中国政府が金曜日、680億ユーロ相当の米国製品に対する関税を引き上げると発表するなど、両国間の貿易戦争が激化する中で出された。
この措置は、米国政府が中国製品に2700億ユーロの追加関税を課したことへの対応として行われた。トランプ大統領はまた、米国企業に対し、代替取引オプションを探すよう命じた。
イラン
イランのモハマド・ジャワド・ザリフ外相は日曜、フランスのエマニュエル・マクロン大統領およびフランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外相と会談するためビアリッツに到着した。
トランプ大統領は、G7の傍らでの突然の訪問に対し、マクロン大統領を軽視するものではないと述べた。
トランプ大統領は「それが失礼だとはまったく思っていない。特に彼が私に承認を求めたときはそうだ」と語った。
トランプ大統領はイランの政権交代を求めていないと述べた。
「我々が望んでいることは非常にシンプルだ。非核でなければならない。我々は弾道ミサイルについて話し合うつもりであり、その時期について話し合うつもりだ」と同氏は語った。
ミーティング最終日
今回のサミット終了時に最終コミュニケが発表される予定はない。トランプ大統領は昨年カナダで開催されたG7会議での最終コミュニケを否定していた。