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ビャウィストク市初のプライドパレードに参加していたLGBT活動家への襲撃を映した動画がソーシャルメディアに投稿され、警察は男25人を逮捕した
ポーランド東部で、同性愛嫌悪による初の平等デモ行進が行われ、警察は25人を逮捕した。
ソーシャルメディアに投稿された動画には、土曜日にビャウィストク市で行われたプライド行進に参加していた男性数名と女性1名のLGBT活動家を男たちが襲撃する様子が映っていた。
エルズビエタ・ヴィテク内務大臣は襲撃事件について、「国民が宣言した思想、価値観、信念に関わらず、警察官は安全を確保する。
「法を犯す者は誰でも(...)責任を問われる可能性があることを知るべきです。」
これは、10月に行われると予想される総選挙を前に、ポーランドでLGBTの権利がますます争点となっているを受けてのことだ。
与党「法と正義(PiS)」党は、LGBT運動家を伝統的なポーランドの価値観に対する脅威だと描いている。
今年、欧州議会選挙前の政治集会で、PiS指導者ヤロスワフ・カチンスキ氏はポーランド人に対し、「私たちの価値観が守られることを100%保証してくれる唯一の政党」と呼ぶ政党に投票するよう促した。
同氏は、LGBTの権利は「私たちのアイデンティティと国家にとって真の脅威」となる外国の価値観を構成していると述べた。
一部の観察者は、同党が反移民の言説を展開した2015年の選挙運動との類似点を指摘している。
続きを読む: ヨーロッパにおけるLGBTの権利: 一部の国は「10年ぶりに平等に後退している」
頑固なカトリック教徒の基盤を持つこの党は、女性の権利を後退させようともしている。 2016年、議員らはレイプや近親相姦、母親の命が危険にさらされた場合であっても、いかなる状況においても中絶を禁止する法案を提出したが、抗議活動を受けて撤回を余儀なくされた。
PiSは2015年に政権を獲得し、手厚い福祉給付金、低い失業率、国家主義的なレトリックのおかげで人気が続いている。
PiSを支持する新聞社は最近、ある版に「LGBTフリーゾーン」のステッカーを貼る計画を立てたことで米国と英国の大使館から批判された。