モルドバ首相候補、政治危機のさなかEUの支援要請

によるナタリー・ヒューエット&アラスデア・サンドフォードロイター

公開日

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モルドバの首相候補者はユーロニュースに対し、対立する2つの政府が権力の簒奪で互いを非難する憲法上の危機に直面している同国の民主主義を救うのにEUが協力してほしいと語った。

モルドバの首相候補者はユーロニュースに対し、対立する二つの政府が権力の簒奪で互いを非難する憲法上の危機に直面している同国の民主主義を救うために欧州連合に協力してもらいたいと語った。

マイア・サンドゥ氏は月曜日、「危機に瀕しているのは国の将来だ。我が国の民主主義だ。お望みなら、それはこの国のヨーロッパの道だ。なぜなら、この政権が権力を維持し続ければ、モルドバは失われるからだ」と語った。ユーロニュース・ナウのインタビューで語った。

数カ月にわたる協議の後、親ロシア社会主義者と親欧州の自由市場主義者が力を合わせ、寡頭政治ウラジーミル・プラホトニウツ氏率いる与党民主党を追放し、国から汚職を一掃するという明確な目標を掲げて、ありそうもない連合を結成した。

しかし憲法裁判所は日曜日(6月9日)、辞任するパベル・フィリップ首相を暫定大統領に任命することでこれらの計画を阻止した。フィリップ氏はただちに9月の解散総選挙を呼びかけたが、首都キシナウでは同氏の民主党支持者数千人が結集した。

サンドゥ氏はユーロニュースに対し、「憲法裁判所の判決は違法だ」と語り、政府が欧州委員会と欧州評議会に調査を要請したと付け加えた。

注目すべきことに、EUとロシアの両国は、元世界銀行理事兼教育大臣であるサンドゥ氏が率いる新政府への支持を表明している。

サンドゥ氏はユーロニュースに対し、政府は平和的な権力移譲を求めていると語った。彼女は、親ロシア社会主義者を親欧州リベラル派と協力させるのは簡単ではないかもしれないと認識しているが、彼らはその挑戦に前向きであると述べた。

「共通の目的は、寡頭政治を打破することだ。我々は親欧州的指向を持っていることを非常に明確に議論した。社会党は異なる指向を持っている。しかし、我々は連合協定がその基礎となることで合意した」現政府の取り組みがいつまで支持されるかは見極める必要があるが、この国は政権を排除しなければならなかったのだから、リスクを冒す価値はある」

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