ルペン党、ユーロ選挙で「失敗した」マクロン氏に勝利の見通し

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出口調査によると、フランスの欧州選挙ではマリーヌ・ルペン氏の極右国民集会(RN)が最多得票を獲得する見通しで、中道派のマクロン大統領にとっては番狂わせとなる。

2つの出口調査予測によると、フランスの欧州議会選挙でマリーヌ・ルペン氏率いる極右政党・国民集会(RN)が最多得票を獲得し、中道派エマニュエル・マクロン大統領の野望を覆す形となった。

IFOPの世論調査によると、RNは得票率24%を獲得したのに対し、マクロン氏の中道政党は22.5%だった。エラーベ世論調査でも同様の数字が示され、ルペン党の欧州議会での議席は24議席となるが、マクロン氏の「共和国アン・マルシュ党」の議席は23議席となると予想されている。

RNの筆頭候補であるジョーダン・バルデラ氏は、「政権を握っている政府は失敗しつつある。今夜拒否され​​るのは(マクロン氏)と彼の政策だ」と語った。

しかしフランス大統領の報道官は、予想される結果は政府の改革意欲の変化にはつながらないだろうと述べた。

「もちろん、多少の失望はある」とエリゼの関係者は語った。 「しかし、この結果は、これまでの欧州選挙での現職者の成績と比べれば、まったくもって名誉なことだ。」

マクロン氏は「国家レベルで大統領職の第2幕を強化したいと考えており、政策の変更は予想されない」と当局者は述べた。

一方、環境保護活動家らは、予想される3位入賞が欧州の「グリーンウェーブ」の一環だと称賛していた。

欧州エコロジー緑の党(EELV)のトップ、ヤニック・ジャド氏はBFMTVに対し、「フランス人は私たちに非常に明確なシグナルを送ってきた。彼らはエコロジーを政治ゲームの中心に据えたいのだ」と語った。

「これはヨーロッパのグリーンウェーブであり、私たちはその推進者です。」

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