トランプ、ポンペオ「我々はイランとの戦争を望んでいない」

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ドナルド・トランプ大統領は、米国がイランとの戦争を準備しているという報道は「フェイクニュース」だと述べた。

ドナルド・トランプ大統領は火曜日、最近緊張が高まっているにもかかわらず、米国はイランとの戦争の準備をしていないと述べた。

トランプ大統領は、イランが核兵器開発を強化した場合、ホワイトハウスが中東に最大12万人の米軍を派遣することを検討しているとの報道を「フェイクニュース」として一蹴した。

同氏は記者団に対し、軍隊を派兵することに「絶対に」意欲があるが、その予定はなく、できればそうする必要もないと述べた。

マイク・ポンペオ国務長官も、ウラジーミル・プーチン大統領との会談のためロシアのソチに到着した際、同じメッセージを述べた。

「我々は基本的にイランとの戦争を望んでいない」と述べた。 「我々の政策は現在も一貫しており、我々はイランが通常の国のように振る舞うことを求めている。それが私たちのお願いです。私たちの立場は変わっていません。我々はイラン国民に対し、米国の国益が攻撃された場合には、必ず適切な方法で対応することを明確にしている。」

先週、イランのハッサン・ロウハーニー大統領が、米国の撤退後にトランプ大統領が課した制裁からイランを守る計画を立てるのに60日間の猶予を欧州諸国と中国に与えたことで、緊張が高まった。

日曜、サウジアラビアが、アラブ首長国連邦沖で石油タンカー2隻が妨害行為を受け、そのうち1隻は米国に持ち込むためにサウジアラビアの石油を引き取りに向かっていたと発表したことを受けて、事態はさらにエスカレートした。

米政府は海運会社に対し、「イランまたはその代理人」がペルシャ湾岸地域の海上交通を標的にしている可能性があると警告し、イランからの脅威とされるものに対抗するために空母とB-52爆撃機を同地域に配備していると述べた。

ポンペオ長官は、タンカーに何が起こったのかについて、米情報当局が「答えを得るために熱心に取り組んでいる」と述べた。

英国のジェレミー・ハント外相は、「我々は、どちら側にとっても実際には意図していないものの、何らかの紛争で終わるような衝突の激化により、偶然に紛争が起こるリスクを非常に懸念している」と述べた。

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