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ハイチ大統領、暴力的な抗議活動に抵抗、辞任しない
ハイチのホベネル・モイーズ大統領は木曜日、首都で暴力的な抗議活動が勃発して以来最初の演説で戦闘的な雰囲気を醸し出し、同大統領の追放を求める声には抵抗したが、インフレの高騰と資金の不正使用疑惑に対処するための対話を促した。
数千人のデモ参加者はここ数日、モイーズ氏の辞任と、カリブ海諸国とベネズエラの同盟であるペトロカリベ協定の資金の所在に関する独立した調査を要求してきた。
世界銀行によると、エネルギー購入に関するこの協定の優遇条件は、自然災害に見舞われ、南北アメリカ大陸で最貧国にランクされるこの貧しい国の発展を支援する資金を確保することを目的としたものだという。
報道によれば、数名が死亡、多数が負傷したとされるこの抗議活動は、インフレの膨張と生活必需品の支払いに苦しむ人々の中で、経済情勢に対する広範な不安を浮き彫りにした。
米国国務省は木曜日、タイヤの燃え上がり、道路封鎖、武装強盗などの暴力犯罪の横行を理由に、不安が高まる中、緊急事態以外のすべての米軍関係者とその家族に退去を命じた。
モイーズ氏は大統領官邸での演説で、国を麻薬密売業者に引き渡すつもりはないと述べ、内戦を止める唯一の方法は対話だと述べた。
「私、ジョベネル・モイーズ国家元首は、この国を武装組織や麻薬密売業者に明け渡すつもりはない」と述べ、伝えられるところによると「法律で指名手配されているギャングの幹部らとともに街頭に繰り出した政府関係者」をほのめかした。 」
しかし、「私は国民の声を聞いた。国民を苦しめる問題を知っている。だからこそ政府は多くの措置を講じてきた。私は首相にそれらを説明し、悲惨さを軽減するために遅滞なく適用するよう求めた」と付け加えた。
ハイチには汚職の長い伝統があり、国際パートナーや反汚職監視団体はしばしばハイチの政治家が汚職を取り締まらないとして非難してきた。