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当局者らは撤退が始まったとしているが、報道によると軍隊ではなく装備だけが国から出て行ったという。
シリアでの米軍駐留の将来をめぐっては、米軍が撤退を開始したと当局者が発表したことを受けて、さらに混乱が生じているが、装備のみで軍隊はまだ撤退していない。
同国の米国主導連合の報道官ショーン・ライアン大佐は、「シリアからの意図的な撤退のプロセスが始まった」と述べた。
同氏はさらに、「作戦上の安全を考慮して、具体的なスケジュール、場所、部隊の移動については議論しない」と付け加えた。
しかし、撤退の最終プロセスを守るために、実際にはシリアの軍隊の数が若干増加する可能性があることが明らかになったとニューヨーク・タイムズ紙は報じた。
同盟国は唖然とし、先月撤退が発表された後、ドナルド・トランプ国防長官は辞任した。
ロシアは、米国が実際には離脱を望んでいないのではないかと疑い始めていると述べた。
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、「現時点では、人気映画の一つで言われていたように、彼らは去り、残る理由を探しているという印象を持っている」と述べた。
「このため、われわれは(米国の)戦略について洞察を得たいと繰り返し述べてきた。」
ロシアとイランの支援を受けるシリア政府は、今回の撤退を内戦の勃発で失った領土の大部分を取り戻す機会とみなしている。
一方、トルコはシリア国境に独自の軍隊を派遣しており、トルコ政府がテロ組織とみなしている米国の同盟国である地元クルド人民兵組織YPGとの衝突の懸念が高まっている。
シリアに出入りする米軍が通常使用するイラク国境検問所付近の住民らは、金曜日には米地上軍の明らかな大規模な動きは見られなかったと述べた。
マイク・ポンペオ国務長官は今週中東を歴訪し、自国が引き続き地域の安全保障に取り組んでいることを米国のパートナーに安心させようとしている。