英国のリアム・フォックス貿易相は、EU離脱が阻止される可能性は50%だと語る

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EU離脱支持の有力者である英国貿易相、EU離脱が阻止される可能性は五分五分だと語る

リアム・フォックス貿易長官は、来月政府が欧州連合(EU)離脱協定案を拒否した場合、EU離脱が中止される可能性は五分五分だと述べた。

フォックス氏はサンデー・タイムズ紙に対し、「もし賛成票を投じなかったとしても、(英国のEU離脱に)五分五分以上の賛成を与えるかどうかは分からない」と語った。

英国は2019年3月29日にEUを離脱する予定で、離婚協定に関する投票は1月14日から始まる週に行われる予定だ。

テリーザ・メイ首相は、「大幅な差で」否決されるのではないかとの懸念から、今月初めに採決を中止した。

英国閣僚の中でEU離脱支持派の最上級政治家の一人であるフォックス氏は、英国のEU離脱を「100%確信」する唯一の方法は、政治家がメイ氏の合意に賛成票を投じることだと述べた。

同氏は、反対票を投じれば「有権者と議会の信頼の絆が打ち砕かれる」と付け加えた。

同国際貿易相は、「EU離脱なし」のリスクを冒すよりも、未達成の合意を望むと語った。

これはフォックスが先月ブリストルで行った演説で他の議員に対しメイ首相の離脱合意を支持するよう懇願したことを受けてのことだ。

同氏は演説の中で、「政治の世界では、自分たちのやりたいことをいつでもできるわけではないが、国にとって正しいことをするという不変の義務がある」と語った。

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