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シリアにおける米軍駐留をめぐる意見の相違の中、ブレット・マクガーク氏が辞任を提出
報道によると、対ISIS戦争における米国大統領特使のトップが、ドナルド・トランプ大統領のシリア撤退を理由に辞任した。
ロイター通信によると、ブレット・マクガーク氏は金曜日、2019年2月の退任予定より2か月早く辞任した。米国国務省当局者は辞任は12月31日から発効すると認めた。
ISIS打倒世界連合のリーダー、マクガーク氏は先週国務省の演壇に立ち、シリアでの戦いに対する米国の継続的な取り組みについて語った。
「アメリカ人はカリフ制の物理的敗北後も、その敗北を永続させるための準備が整うまでは地上に留まるだろうと言うのは公平だと思う」とマクガーク氏は語った。
同氏はさらに、「物理的なカリフ制が敗北したから今すぐ撤退してもいい、とだけ言うのは無謀だろう。このような紛争を見たことがある人なら誰でもそれに同意すると思う」と付け加えた。
しかしトランプ大統領は水曜日、国防総省に対しシリアから米軍を撤退させるよう命令した。米国大統領は後にツイッターで、ISISとの戦いは終わり、ISISは敗北したと示唆した。
トランプ大統領は水曜日、「我々はシリアでISISを打ち負かした。これが私がトランプ大統領の任期中にシリアに滞在する唯一の理由だ」と投稿した。
マクガーク氏の辞任は、同盟国の扱いを巡る大統領との相違を指摘したトランプ大統領の国防長官ジェームズ・マティス氏の辞任に続くものである。