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英国が元二重スパイの毒殺に関与したと主張する2人目のロシア人。セルゲイ・スクリパリ氏はロシアGRU軍事情報部隊の軍医だった、と調査ウェブサイトベリングキャットが月曜日に報じた。
英国が元二重スパイのセルゲイ・スクリパリ毒殺の犯人だと主張する2人目のロシア人は、ロシアGRU軍事情報部隊の軍医だったと調査ウェブサイトベリングキャットが月曜日に報じた。
ベリングキャット以前「アレクサンダー・ペトロフ」として知られていた男の本名はアレクサンダー・エフゲニヴィチ・ミシュキンだったと述べた。
同ウェブサイトには、「ベリングキャット氏の身元確認プロセスには、複数のオープンソース、ベリングキャット氏に詳しい人々の証言、パスポートのスキャンコピーなどの個人識別書類のコピーが含まれていた」と記載されている。
先月、ウェブサイトはもう一人の容疑者の身元を明らかにした。大佐アナトリー・ウラジミロヴィチ・チェピガ英国警察では「ルスラン・ボシロフ」という名で呼ばれた特殊部隊退役軍人。チェピガは「ロシア最高の国家賞であるロシア連邦英雄を授与された栄誉あるGRU将校」だった。
ロンドン警察は、スクリパリ家毒殺容疑で起訴された男たちの正体に関する憶測にはコメントしないと述べた。
ベリングキャットは、ミシュキンをどのように特定したのかについての報告書を火曜日正午(グリニッジ標準時)に発表すると発表した。
スクリパリ
ロシアGRU軍事諜報機関の元大佐セルゲイ・スクリパリ氏と33歳の娘ユリアさんは3月、旧ソ連で開発された液体ノビチョクにより毒殺された。
3月の攻撃後、英国の調査は毒物混入の責任をロシアに負わせたが、ロシアは常に否定してきた。英国の科学者らはまた、3か月後に発病した他の2人(うち1人は死亡)がこの物質にさらされていたことを発見した。
スクリパリ人への攻撃後、米国は英国と連帯して数十人の外交官を追放した。