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偽の手紙には、住民は「これらの人々が自発的にスイスを離れることができるような方法で彼らの生活環境」を維持すべきだと書かれている。
スイスの警察は、木曜夜にチューリヒ地域で回覧された、地元治安総局の印章が不正に押された手紙を捜査している。書簡は住民に対し、亡命希望者を地下室に留めておくよう求めており、その目的は亡命希望者を国外に追い出すことだった。
書簡は、拒否された亡命希望者を「地下宿泊施設」に留めておくことが、最終的には国外退去を促す上で「生産的」であることが証明されたと述べている。
同報告書は、「自由の制限は、退去義務を強制する一定の圧力効果をもたらす」と指摘している。
書簡は、申請が却下された亡命希望者が抵抗なく出国するとは限らないと主張している。
「したがって治安総局は、これらの人々が自発的にスイスを出国するような方法で彼らの生活条件を設計する戦略を追求している」と同報告書は述べている。
書簡ではまた、宿泊施設は「定額で報酬が支払われる」として、提案に同意した人たちに追加収入を約束している。
チューリヒのマリオ・フェール保安局長が署名したとされるが、書簡のコピーを入手したスイスのメディアは、実際にはトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の署名と一致していると指摘した。
チューリヒ州警察のカルメン・サーバー報道官はユーロニュースに対し、警察は偽の手紙の流通を認識しているが、何世帯がそれを受け取ったのかは不明だと語った。
「手紙を見つけた人には破棄するようお願いしています」と彼女は言った。