ドイツ内務大臣、移民を「すべての問題の母」と呼ぶ

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ドイツの内務大臣ホルスト・ゼーホーファー氏は非公開会合で移民を「あらゆる問題の母」と呼んだ。

ドイツの内務大臣ホルスト・ゼーホーファー氏は、ケムニッツでの極右デモへの対応に時間を割いた後、移民を「あらゆる問題の母」と呼んだ。

ラインニッシェ・ポスト紙によると、CSUのゼーホーファー党首は水曜日の非公開会議でこの発言を行った。

「現在、多くの人が自分たちの社会問題を移民問題と結びつけている」と同氏は同紙に語った。

アンゲラ・メルケル首相は、バイエルンキリスト教社会同盟(CSU)の指導者でもあるゼーホーファー氏の発言についてコメントを求められたRTL放送に対し、「私は違う言い方をしている」とコメントから距離を置いた。

メルケル首相はさらに、「移民は私たちに課題を突きつける。ここでも問題はあるが、成功もある」と付け加えた。

8月下旬、ドイツ系キューバ人のダニエル・ヒリッグさん(35歳)が口論の末、亡命希望者とみられる者たちに刺されて死亡した後、ケムニッツの雰囲気は攻撃的なものとなり、極右の抗議行動、デモ参加者によるナチス式敬礼、現れた個人に対する外国人排斥的な攻撃が引き起こされた。移民になること。数千人が集まったこの白熱したデモは、反移民政党「ドイツのための選択肢(AFD)」と反イスラム・ペギーダ運動が主催した。

同時に、多くのドイツ人が独自の反抗議活動を主催し、月曜日にはケムニッツで「反人種差別」コンサートを開催することで、極右運動に対する連帯を訴え、最近の攻撃に反対するために6万5千人のコンサート来場者が集まった。

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