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OPCWの調査結果は、ロンドンのロシア大使館が英国がスクリパリ家へのアクセスを拒否していると非難した中で発表された。
英国エイムズベリーで44歳のドーン・スタージェスさんを殺害した物質は、スクリパリ家を毒殺した神経剤ノビチョクと同じだった、と化学兵器の専門家が発見した。
化学兵器禁止機関(OPCW)は火曜日、分析により英国政府の調査結果が裏付けられたと発表した。
ドーン・スタージェスさんは、ソールズベリーで元スパイのセルゲイ・スクリパリさんと娘のユリアさんが毒殺されてから数カ月後、7月にエイムズベリーで彼女とそのパートナーが毒物にさらされて死亡した。
英国は、ソ連時代に毒物を開発したロシアがスクリパリ人に毒を盛ったと非難しているが、ロシアは関与を繰り返し否定している。
この結果を受けて、ジェレミー・ハント外務大臣は「英国に神経剤を持ち込むというロシア国家の無謀さ、そして国民の安全を完全に無視した行為は驚くべきもので無責任だ」と述べた。
「これは、国際社会があらゆる化学兵器使用の世界的禁止を支持し、ルールに基づいた国際秩序が確実に尊重され、国民全員の安全を守るために団結することの重要性を改めて思い出させるものである」と同氏は付け加えた。
OPCWの調査結果は、ロンドンのロシア大使館が英国がスクリパリ家へのアクセスを拒否していると非難した中で発表された。
大使館は、2人が入院してから6カ月が経過したことを記念する声明で、2人は「隔離され、英国当局の完全な管理下に置かれていた」と述べた。
「彼らは未知の場所で世間の目から離れたままで、親戚、友人、ジャーナリスト、ロシア当局者と自由にコミュニケーションすることができず、移動の自由も剥奪されている」と付け加えた。
大使館は、スクリパリ夫妻と直接連絡をとり、彼らの健康状態、拘束されている状況、そして彼らの「隔離」が自発的なものかどうかを確認したいと述べた。
同省は最新情報を求めて外務英連邦省、内務省、警察に70通の公文書を送ったと発表した。
ユーロニュースは外務省にコメントを求めた。