によるアンナ・R・シェクター、NBCニュース
公開日
この記事をシェアする
極右政治家が米国保守派の集会に演説。
フランスの極右政治家マリオン・マレシャル・ルペン氏は木曜日、ワシントンDC近くの保守派の大規模な集会での演説中にイスラム教徒の移民を激しく非難した。
国民戦線党首マリーヌ・ルペン氏の姪(28)は、マイク・ペンス副大統領に続いて、メリーランド州ナショナルハーバーで開催されたCPACイベントで講演した。ドナルド・トランプ大統領の元戦略官スティーブ・バノン氏はかつて彼女を「新星」と称賛しており、移民やイスラム教に関しては叔母よりも強硬派とみなされている。
マレシャル・ルペン氏は木曜日の発言の中で、ドナルド・トランプ大統領の「アメリカ第一主義」の政策に腹を立てているわけではないと述べ、イスラム教徒の移民と「フランスにおけるイスラム反社会の発展」を激しく非難した。
「40年にわたる大量移民、イスラムロビー活動、ポリティカルコレクトネスを経て、フランスはカトリック教会の長女からイスラム教の幼い姪へと移り変わりつつある。テロは氷山の一角に過ぎない」とマレシャル氏は述べた。ルペン氏は語った。
彼女はまた、いくつかの現代の家族構造を非難した。
「私たちにはカタログから子供を注文する権利があり、女性の子宮を借りる権利がある」とマレシャル・ルペン氏は語った。 「私たちには子供から母親や父親を奪う権利があります。いいえ、あなたはそうではありません…私たちは、性別、父親、母親、国家のない、個人のこの細分化された世界を望んでいません。」
彼女の発言にはCPACの聴衆から歓声が上がった。
マレシャル=ルペン氏の祖父、ジャン=マリー・ルペン氏は1972年に極右政党「国民戦線」を設立したが、ホロコーストは「歴史の一部」と発言したとして2015年に党から除名された。
彼の娘、マリーヌ・ルペン氏が2011年に国民戦線の手綱を引き継ぎ、党を反ユダヤ主義の過去から遠ざけようとした。彼女は昨年の大統領選挙で中道右派のエマニュエル・マクロン氏に敗れた。
この敗北を受けて、国会議員だったマレシャル・ルペン氏は政治から離れ、将来の保守派指導者を育成するためリヨンで私立高等教育プログラムの開発に注力すると発表した。