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トルコはシリアのアフリン地域で米国の支援を受けるクルド人民兵組織に対して反政府同盟諸国と軍事作戦を展開している。
トルコはシリアのアフリン地域でのクルド人YPG戦闘員との戦いで国際支援を呼び掛けた。
3日連続で、トルコの戦闘機と反政府同盟軍が多数の目標を攻撃し、米国の支援を受けた民兵組織が保持するいくつかの地域を制圧した。
しかしYPG幹部ヌーリ・マフムード氏は、トルコ支援部隊はアフリンのいかなる領土も占領していないと述べた。同氏はロイターに対し、「我が国軍はこれまでに彼らを撃退し、撤退を余儀なくさせてきた」と語った。
ドイツは戦闘に巻き込まれた民間人に懸念を表明しているが、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、作戦が完了するまで手を緩めることはないと誓った。
シリアのバシャール・アル・アサド大統領の軍事同盟国であるロシアはシリアで主要な空軍基地を運営しているが、シリアが強く反対しているこの作戦の承認を認めていないが、それを阻止する行動はとっていないようだ。
**新たな戦線**
このキャンペーンはシリアの複雑な内戦に新たな戦線を切り開いた。
トルコ政府はYPGをトルコのクルド人武装勢力と関連のあるテロ組織とみなしており、ワシントンによる彼らへの支援はトルコ政府との関係を著しく緊張させている。
エルドアン大統領はまた、SDFが支配するシリア北部のより広い地域にある東部の町マンビジからシリア国防軍を追い出すことも約束した。
一方、双方の死傷者リストは増え続けている。
トルコ当局は、シリア国内からトルコ国境の2つの町にロケット弾が発射され、数十人が負傷したと発表した。
SDFの報道官は、死者数は女性と子供を含む民間人18人に上ると述べた。
フランスは国連安全保障理事会の緊急会合の開催を呼びかける一方、英国はさらなるエスカレーションを回避する方法を検討していると述べた。