アッバス首相、トランプ和平案を「世紀の平手打ち」と非難

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パレスチナのマフムード・アッバス大統領は、ドナルド・トランプの中東和平努力を非難した。

パレスチナのマフムード・アッバス大統領は、ドナルド・トランプの中東和平への取り組みを「世紀の平手打ち」と表現した。

日曜、ラマラでのPLO会議の冒頭で演説したアッバス氏は、トランプ大統領が最近エルサレムをイスラエルの首都と認め、パレスチナ自治政府への援助を削減すると脅迫したことを受けて、再び米国をイスラエルとの和平調停者としての資格を剥奪した。アッバス氏は代表団に向けて「彼(トランプ氏)はツイートで『パレスチナ人が交渉を拒否するので、我々はパレスチナ人に資金は渡さない』と述べた。恥を知れ(トランプ氏)、いつ我々が交渉を拒否したのか?」と宣言した。

アッバス議長は、「政治交渉は(米国の仲介)単独ではなく、国際的な仲介の下で行われるべきだ。はっきりさせておくべきか。われわれは米国を米国とイスラエルの仲介者として受け入れていない」と述べた。

アッバス首相は、和平交渉を仲介するために国際的に支援された広範なパネルのみを受け入れると述べたが、そのパネルには米国が含まれる可能性もある。

演説中、パレスチナ指導者はまた、米国の国連大使と駐イスラエル大使、ニッキー・ヘイリー氏とデービッド・フリードマン氏についても恥辱だと述べた。同氏はまた、1995年に和平プロセスが始まったオスロ合意を破棄させたとイスラエルを非難した。

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