ロシアの集団アルコール中毒で死者数が58人に増加

この記事をシェアする

ロシアでは集団アルコール中毒により少なくとも58人が死亡、数十人が入院した。

シベリアのイルクーツク市での死亡事故は、人々がウォッカや他の酩酊性飲料の代わりに安価な偽造品としてバスローションに目を向けた後に発生した。

2日前（12月19日）当局は死者数を41人と発表した。

当局者らによると、ローションの内容物を摂取しないよう警告するラベルが明確に貼られていたという。

入院中の男性の１人は自身の症状をこう説明した。
「朝、目が覚めるとひどい頭痛がありました。視力を失っていることに気づきました。光を見ると、車のヘッドライトで目がくらんだような気がした」と彼は語った。

地域保健省の毒物学者アレクセイ・トレチャコフ氏は、感染者数の突然の増加について説明した。
「このような状況下で多数の人々が死亡したことは、何よりもまず、彼らが飲んだ液体中の高濃度のメタノールによって説明できます。 30～50mlのメタノールは致死量とみなされます。」

警察の捜査により数名が逮捕され、何千本ものバスオイルのボトルを押収、その量は数百リットルに達します。

香水、アフターシェーブ、不凍液、窓拭き剤もアルコール飲料の代替品として使用されていたことが知られています。

当局は、人間の消費を目的としていない蒸留酒を含むすべての液体の販売を地域的に禁止した。