フランス議会、非常事態宣言の延長を可決

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フランス下院は全土に発令する非常事態をさらに6カ月延長することを期日前投票で可決した。批評家たちは、遅すぎると言う。

批評家たちは、遅すぎると言う。

フランス下院での夜通しの議論を経て、議員らは水曜日、全土に非常事態をさらに6カ月間延長することを早期投票で可決した。

国内で3度目となる大規模テロ攻撃を受けて、国会での採決が行われた。

フランス国民議会、非常事態宣言の延長を可決https://t.co/p2zjzulZXH

— AFP通信社(@AFP)2016 年 7 月 20 日

フランス革命記念日のトラック虐殺で亡くなった人々に追悼の意を表したニースで野次を浴びたマヌエル・ヴァルス首相は、社会党政府はフランス国民を守るために十分な努力をしていないと主張する保守派政敵を含む人々に答えた。

「私たちは同じ質問を自分自身に問いかけています」とバルス氏は議場で語った。

「すべては終わりましたか?子供を失った男性や女性の犠牲者たちを見て、私たちはそれに答えることができるだろうか?しかし、私たちは議論を起こさなければなりません…ポピュリズムが潜んでいるからです。魔法の杖を振ればすべてを解決できると約束する人たちは、フランス国民に嘘をついています。テロとの戦いは長期戦だ。」

7月14日夜、殺人用の白いトラックがプロムナード・デ・ザングレを疾走する数時間前、フランソワ・オランド大統領はフランスに対し、11月のパリでのイスラム過激派襲撃事件後に課せられた非常事態措置を延長するつもりはないと語った。

ニースでの84人の死亡はすべてを変えた。トラックの運転手は警察に射殺された。

ISILはこの虐殺の犯行声明を出したが、犯人がISILに忠誠を誓ったという証拠はない。

非常事態宣言の延長は今後、フランス上院の承認が必要となる。

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