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首相は、明らかな風刺事件でトルコ大統領を嘲笑したコメディアンに対する検察の立件を許可する決定を下し、波紋を巻き起こした
ドイツのコメディアン、ヤン・ベーマーマン氏の物議を醸した事件は、ドイツ連立与党内の分裂を引き起こし、アンゲラ・メルケル首相が言論の自由を守らないとの非難を引き起こした。
首相は、明らかな風刺事件でトルコ大統領を嘲笑したコメディアンに対する検察当局の立件を許可する決定を下し、波紋を巻き起こした。
ドイツのあいまいな法律は外国指導者に対する侮辱を禁止しているが、訴追を進めるかどうかは政府の決定に委ねられている。
メルケル首相の連立パートナーである社会民主党所属のドイツ外務大臣フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー氏は、同党がこの法的措置に反対票を投じたことを認めた。
同氏は、この問題に関しては政府内で意見が拮抗しており、メルケル氏が決定的な投票権を持っていたと述べた。
メルケル首相は記者団に対し、「外国の国家元首を侮辱したとしてこの法的措置を認めることは、当事者の予断を意味するものではなく、芸術、報道、意見の自由の限界についての決定を意味するものでもない」と語った。
メルケル首相はトルコ大統領と締結したEU移民協定の推進力となっている。
トルコ首相がこの事件での行動を求めたとき、首相は厄介な立場に置かれた。