ボスニアがNATOに加盟すればロシアは反応しなければならない、大使館が警告

によるユーロニュースAP

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ボスニア当局者らはロシアの警告を激しく非難し、これはボスニアとその西側同盟国に対する「ベールに包まれた脅威」だと呼んだ。

サラエボのロシア大使館は、ボスニア・ヘルツェゴビナがNATOに加盟すれば、ロシアは「対応しなければならない」と述べた。

大使館は、ボスニアとNATOが「実質的に接近した場合」には、「我が国はこの敵対行為に反応しなければならないだろう」と書いた。

大使館はウェブサイトの記事で、「NATOは患者の既存の恐怖や恐怖症を取り除くことを目的とした精神病院なのか?」と質問した。さらに「ボスニア・ヘルツェゴビナは誰を恐れているのか?」

ボスニア当局者らは金曜日、ボスニア三党議長国クロアチア人のゼリコ・コムシッチ氏が、ボスニアだけでなく西側同盟国に対する脅威であると述べた「ベールに包まれた脅威」を非難した。

コムシッチ氏は「これは明らかにロシアが欧州におけるNATOの拡大を阻止するために行っている地政学的なゲームだ」と述べた。

ボシュニャク民主行動主要党は、ロシアの声明はボスニアの内政に対するロシアによる「またしても不適切な介入」を表していると述べた。

ロシアの声明さらに、NATOのいかなる拡大もロシアと新規加盟国の関係改善には至っておらず、「拡大自体が地域の安全と安定を弱める」と述べた。

ボスニアは、現在ヨーロッパと北米の30か国で構成されている軍事同盟への参加を希望する国向けに設計された助言および支援プログラムであるNATO加盟行動計画の一部である。

ボスニア、コソボ、そしてロシアの同盟国であるセルビアは、依然としてNATO加盟国ではない唯一の西バルカン諸国である。

モンテネグロは2017年に同盟に加わり、北マケドニアは昨年加盟した。

1990年代に血なまぐさい戦争を終結させた米国主導の和平協定の後、ボスニアの約半分を支配しているボスニアのセルビア人はロシアと緊密な同盟関係にあり、NATO加盟には依然として激しく反対している。

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