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フランス国民戦線(FN)は、娘との確執が続く中、扇動的な発言を理由に創設者のジャン=マリー・ルペン氏を停職処分とした。
フランスの国民戦線党(FN)は、娘で現党首のマリーヌ・ルペン氏との確執が続く中、創設者のジャンマリー・ルペン氏を扇動的な発言で停職処分にした。
ルペン氏は最近ホロコーストを矮小化したことを受け、月曜日の党懲戒公聴会への出席を拒否した。
同氏は記者団に対し、「私は自由に発言しているが、これは一部の人々に衝撃を与えている」と語った。
記者から「今後も自由に発言し続ける」かとの質問に対し、同氏は「もちろん」と答えた。さらに、彼はFNの名前で発言したことは一度もないと付け加え、「ジャン=マリー・ルペンの名前で発言するだけで十分だ。一定数の人にとって参考になるものです」と彼は言った。
党員の多くはルペン氏から距離を置いている
「ジャン=マリー・ルペンが演劇界の怪物であることはご存知だろう。彼が闘牛士の衣装を着ているのを見たことがあるだろう」とラッサンブルマン・ブルー・マリーヌ事務局長のギルバー・コラール氏は語った。 「いずれにせよ、それはむしろ驚くべきことだ。彼は一歩も引かない男であり、その性格特性はマリーンにも受け継がれたのです。」
彼の娘で党首のマリーヌ・ルペン氏は、FNの極右の過去の顔を払拭しようと取り組んでいるが、パリで開かれる党の毎年恒例のメーデー集会には反抗的な姿を見せた。
同党は月曜日の声明で、ルペン氏から名誉議長の称号を剥奪するための会議を3カ月以内に招集すると発表した。
彼の出場停止は少なくともそれまで続くだろう。