によるロイター
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アレクサンダー・マロー著
モスクワ - ロシアのインターネット大手ヤンデックスの共同創設者、アルカディ・ヴォロシュ氏は金曜日、同社の中核サービスの多くの所有権が交代する可能性がある企業再編を前に、従業員宛ての社内メッセージで別れを告げた。
欧州連合が6月にロシアの団体や個人に対する制裁リストにヴォロシュ氏を加えたことを受け、ヴォロシュ氏はCEOを辞任し、取締役会から退いた。ヴォロシュ氏はEUの決定は「誤った」ものだと批判した。
「ロシアのグーグル」とも呼ばれるヤンデックスは、西側の投資家とクレムリンの間でバランスを取ることを模索してきた。ヤンデックスに近い関係者によると、同社は今年、事業の非政治化を図る目的で、ニュースフィードとホームページを国営のライバル会社VKに売却した。
ロイターが入手したメッセージの中でヴォロシュ氏は、「ご存知のとおり、私はしばらくの間、ヤンデックスのロシア事業にはあまり関与してこなかったが、今年になって会社から完全に退かなければならなかった」とメッセージの中で述べた。
「過去数カ月間にあらゆることが起こったので、自分が別れを告げていなかったことに気づいた。新年はそれを修正する絶好の機会だ」と彼は語った。
「Yandex は私にとって生涯のプロジェクトであり、私だけではありませんでした」と彼は言いました。 「国内最高のテクノロジー企業の設立に協力してくれた皆さんに感謝します。」
ヤンデックスはコメントを控えた。
ヤンデックスのオランダ登録持株会社は先月、主な収益事業を含むヤンデックス・グループのほとんどの所有権と支配権を譲渡する計画を発表したが、これはロシアの基幹インターネットサービスの一部に対するクレムリンの影響力強化につながる可能性がある。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の長年の盟友であるアレクセイ・クドリン氏が企業開発アドバイザーとして同社に加わった。
その後、ヤンデックスの自動運転技術クラウドコンピューティング、データラベリング、エドテックの国際部門がロシアから独立して開発されることになる。
「将来的にはYandexから独立して発展する可能性がある国際的な新興企業4社にアドバイスできることが私の希望だ」とVolozh氏は語った。
「来年も皆様に平和が訪れますように。」